みなさんこんにちは、みほです。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
今日はこんなお悩みにお答えします。
「出産を控えているのですが、育児用品がたくさんありすぎて、どれがいいか分かりません。
本当に必要なものや失敗しない選び方などがあれば、教えてください。」
赤ちゃんが生まれる前後は、何かと育児グッズを揃えたくなる時期ですよね。
ベビー用品店に行けば、便利そうなアイテムがずらり。
SNSやネットの口コミを見て、「これも必要かも…」と、どんどん買い足してしまう方も多いのではないでしょうか?
でも実は、そんな中に「買ってはみたけれど、ほとんど使わなかった…」「全然使いこなせなかった…」という“残念グッズ”も多く潜んでいるんです。
この記事では、私のリアルな“育児グッズ失敗談”をもとに、どんなものが後悔のもとになりやすいのかをご紹介します。
記事の後半では、「失敗しないための選び方のコツ」もお伝えしているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
育児グッズの失敗談
① おしりふきウォーマー

引用:楽天市場
「冬場の冷たいおしりふきがかわいそうで…」と購入するママも多いおしりふきウォーマー。
たしかに冬の寒さ対策としては優秀ですが、実際には…
- 「コードが邪魔で置き場所に困った」
- 「おしりふきが乾燥してしまって逆に使いづらかった」
- 「そもそも子どもが全然嫌がらなかった」
という声が多くあがっています。
私も実際に使ってみましたが、思っていたよりも“必須感”は少なかったんですよね。
特にマンションなどで暖房が効いている場合…
そこまで冷たくならない
→「なくても困らなかった」という意見も多い
また、おしりふきを温める時間や手間も意外とストレスに感じる人もいますよね。
育児中は一秒でも早くオムツ替えを済ませたいもの。
「温めるために毎回セットするのが面倒で、結局使わなくなった」
というママ友もいました。
② ベビーベッド

引用:楽天市場
「赤ちゃんが寝る場所」として用意するベビーベッド。
でも実際は…
- 「添い寝やベビーベッドより布団のほうがラクだった」
- 「寝かせた途端に泣いてしまって結局使わなかった」
- 「上の子がいる家庭では危険が多く使いづらかった」
といった理由から、使わなくなってしまうパターンも多いようです。
特にワンオペ育児では、ベビーベッドに寝かせるよりも布団のほうがサッと対応できるため、すぐに「ベビー布団派」になる方も。
【長男が生後10ヶ月ごろ】
ベッド内で立ち上がって落ちそうになることが何度もあった
▶︎ それ以降は使うのをやめた
また、ベビーベッドは組み立てや解体も大変です。
処分する際にも手間がかかるため、「最初から買わなければよかった」と後悔する人は結構たくさんいます。
部屋が狭いと生活動線を妨げる原因にもなり、逆にストレスが増えるケースもあります。
③ ベビーモニター

引用:楽天市場
赤ちゃんの様子を見守れるベビーモニター。
一見便利そうですが…
- 「部屋数が少なくて、見に行けば済む距離だった」
- 「外出先から見る機会は結局なかった」
- 「電波が不安定で使いづらかった」
と、住環境によっては必要性を感じづらいグッズの一つです。
高価なものも多いので、慎重に検討したいところですね。
【寝返りを打てない生後6〜7ヶ月まで】
▶︎ 布団が覆い被さって窒息の危険があるので、頻繁に使用していた
【セルフねんねを習得した生後11ヶ月ごろ〜】
▶︎ このころには寝ぐずりや夜泣きの回数が減ってきたので、使用頻度が減った
こんな声もありました。
- 「常に画面を見ていないと不安になる」
- 「かえって神経質になってしまった」
安心を得るはずのアイテムが、逆に精神的な負担になってしまうことも。
④ 高機能ベビーカー

引用:楽天市場
走行性やリクライニングなどの多機能性に惹かれて購入した高機能ベビーカーも、意外と使いづらかったりします。
- 「重すぎて電車移動がしんどい」
- 「折りたたむのにコツが必要で手間取る」
- 「結局、近場は抱っこ紐ばかり使っていた」
など、便利そうに見えても、日常使いには不向きな場合があります。
特に公共交通機関をよく使う家庭や、階段の多い場所に住んでいる人にとっては、軽量コンパクトなタイプのほうが圧倒的に使いやすいです。
- 家の中には持ち込まず、車の助手席に入れっぱなし
- 長男はベビーカーが嫌いなので、あまり使っていない
高価なだけに「もったいない」と感じながらも、出番が少ないまま押入れ行きになってしまう人もいるみたいです…
⑤ 哺乳瓶の消毒グッズ

引用:楽天市場
電子レンジ消毒ケースや消毒液など、一通りそろえる方が多い哺乳瓶消毒グッズ。
でも…
- 「母乳中心だったので、哺乳瓶を使わなかった」
- 「お湯での煮沸で十分だった」
- 「消毒が面倒で、結局紙パックのミルクを利用した」
といった理由で、活用されないまま終わることもあります。
特に産後の生活スタイルや赤ちゃんの飲み方によっては、哺乳瓶の出番自体が少ないこともあるので、出産前に大量購入するのは避けた方が安心です。
失敗しない選び方のコツ3選
① 「みんなが使ってる」は危険信号

SNSや育児系のブログでよく見かけるアイテムは、つい「自分も持っていないと不安…」と感じやすいですよね。
でも、実はそれが失敗のもとになることも多いんです。
生活環境や子どもの個性によって、必要なものは大きく変わります。
たとえば…
ワンルームの狭い部屋に大きなベビーベッドを置く
▶︎ 動きにくくなってストレスが増える(生活動線が妨げられるため)
逆に、広い一戸建てならスペースに余裕があるので問題ないこともあります。
3LDKの賃貸でリビングとダイニングの間に置いていたが、意外と場所を取るのでストレスになった
また、移動手段も重要です。
車での移動が多い家庭はチャイルドシートやベビーカーの選び方が変わり、ベビーカー移動がメインの家庭とは全然違う選択肢になります。
さらに、「本当に代わりになるものはないか?」や「既に家にあるもので代用できないか?」を考えてみると、無駄遣いを減らせます。
② 買う前にレンタルやお下がりを活用

育児グッズは使う期間が短いものも多いので、買う前にレンタルやお下がりを利用して試すのが賢い方法です。
- ベビーベッドやハイローチェア、抱っこ紐など様々な種類の育児グッズがレンタルできる
- 数週間〜数ヶ月の利用が可能
これにより、本当に使うかどうかを確かめてから購入できます。
また、知人や親戚からお下がりをもらうこともありますが、衛生面や安全性の確認は忘れずにしてくださいね。
特に抱っこ紐やチャイルドシートは、安全基準が変わることもあるため最新のものを選ぶのが安心です。
また、店頭で抱っこ紐を実際に試着してみるのもおすすめです。
- 重さやフィット感
- 使いやすさ
などは実物を使ってみないとわからないことも多いので、自分の体型や生活スタイルに合うものを選びましょう。
レンタルやお下がりで試したり実物を触って選ぶことで、失敗を防げるだけでなく、無駄な出費を抑えることにもつながります。
③ 出産後に必要に応じて買い足す

育児グッズは「生まれる前に全部そろえた方がいいかな」と思いがちですが、実際に赤ちゃんが生まれて生活してみると、必要なものは意外と違うこともあります。
だからこそ、最低限の準備だけして足りないものは後から買い足すのがおすすめ◎
たとえば、赤ちゃんによって寝つきや抱っこの好みは大きく違います。
【よく寝る赤ちゃん】
▶︎ おくるみや布団を充実させるのがいい
【抱っこじゃないと寝ない子】
▶︎ スリングや軽量の抱っこ紐が大活躍する
【吐き戻しが多い赤ちゃん】
▶︎ 防水シーツやタオルを多めに準備すると安心
ネット通販や育児グッズの宅配サービスを利用すれば、必要になった時にすぐに手配できるので、急いでまとめて買う必要はありません。
夫や両親と事前に情報共有をして「これが必要かも」と伝えておく
▶︎ サポートを得やすくなり、無理なく揃えられた
パパや家族と情報共有して「これが必要かも」と伝えておくと、助けを得やすく、無理なく揃えられます。
このように必要に応じて買い足していくスタイルなら、余計なものを買わずに済み、育児の負担も減りますよ。
まとめ

育児グッズの“成功”と“失敗”を分けるのは、単なるアイテムの違いではなく、「自分たちの生活スタイルに合っていたかどうか」という視点です。
- SNS映えするアイテムでも、使いこなせなければ宝の持ち腐れ
- 地味だけど使いやすいアイテムが、実は一番の“神グッズ”の可能性も
育児グッズは「便利そう」ではなく「実際に使いこなせるか?」を基準に選びましょう。
また、育児は家族みんなで支えるもの。
「これがあるから助かった」
「これは不要だった」
といった感想は、どれもその家庭だけの正解です。
あなたの家庭にとって「必要なもの」を見極めながら納得のいく育児アイテム選びができると、日々の育児がもっと楽しくスムーズになりますよ。