インスタを続けていると、
「フォロワーさんとのつながりを、もう少し形にできたらいいのにな」
「投稿を、発信だけで終わらせずに活かしたい」
と感じる瞬間があると思います。
でも、仕組みや流れがわからないまま動こうとすると不安が大きくて、
「何から始めればいいの?」
「特別なスキルが必要?」
と立ち止まってしまう人が少なくありません。
実はインスタは、日常の写真を載せる場としてだけでなく、人と出会って、役立つ情報を届けて、自分の好きや得意を形にできる場所でもあります。
今回の記事では、
- インスタをどんな目的で使うのか整理する方法
- 初心者でもできる準備
- 投稿の作り方のコツ
- フォロワーとの関係を深める方法
について解説していきます。
ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
目次
インスタは「つながりの場所」

「インスタは写真メインのSNS」という印象が強いですが、子育てママにとっては、もう少し別の意味を持つことがあります。
たとえば、
- 夜、寝かしつけが長引いてイライラしたとき
- 一日中、抱っこをして身体中が痛いとき
- 朝からイヤイヤが続き、家事が一つも進まなかったとき
- 誰かに話を聞いてほしくても、周りにママ友がいないとき
そんなときにインスタを開くと、同じ状況の誰かが言葉を残してくれていることがあって、それだけで、ほんの少し救われるんですよね。
私が一番落ち込んでいたのは、長男が0歳のころ。
保育園に落ちて、ワンオペで1日ずっと家の中で子どものお世話。
夫は帰りが遅く、夜にやっと話せると思っても、私は疲れて話す気力すら残っていない…。
そのころ、私は夜中の授乳後に目が冴えて眠れないとき、インスタで「1歳 寝かしつけ コツ」「イヤイヤ 疲れた」「ワンオペ 限界」など検索していました。
すると、同じように苦しんだママが「私はこれで少し楽になったよ」と書いてくれている投稿に出会いました。
その1行が涙が出るほど助けになったんです。
「誰に何を届けたいか?」を決める

インスタ運用がしんどくなる理由の多くは、目的が曖昧なまま投稿しようとするからです。
目的がないまま投稿をすると、
- 反応が薄い
- 何十枚作っても読まれない
- ストーリーズばかり更新する
- 自己肯定感が下がる
という流れになりやすいんです。
特に育児中は、心も体も余裕がないですよね。
朝起きたらすぐにご飯の準備
▶︎ 食べたと思ったら着替え、
▶︎ 外に出る準備をすればイヤイヤと駄々をこねる、
▶︎ 昼寝が短く終われば抱っこ再開、
▶︎ 夜は寝かしつけをしながら寝落ち…
ゆっくりと考える暇がないからこそ、目的は一つで十分です。
たとえば、
- ワンオペ育児の工夫を記録として残したい
- 似た悩みを持つママと交流したい
- 外で働けない今の時期に、在宅で収入を得たい
など、どれか一つでもいいので、一つでも決まれば投稿することが楽になります。
私は以前、目的を曖昧にしたまま投稿を続けていました。
「フォロワー増やさなきゃ」と焦るあまり、ポエムを書き続けた時期もあります。
それが続いた結果、フォロワーは6.5万人→4万人台まで激減。
数字ばかりに追われて、「私は何がしたいんだろう?」と自信をなくしていきました。
フォロワー数を追うのではなく、助けたい相手を一人に絞ることが一番の近道です。
初心者は4つの流れで考えるとラクになる

インスタを使って何かを形にする場合、全体像が見えていないと途中で息切れしてしまいます。
私自身、全体像が見えないまま投稿していたころは、
- フィードの更新が止まる
- ストーリーズの投稿だけ増える
- 新しいフォロワーに届かない
- 届けたいメッセージが曖昧になる
こんな状態に何度もなりました。
でもあるとき、「全部を一気に考えなくていいんだ」と思い、流れを大きく4つに分けてみたんです。
それだけで、頭の中がかなり整理されました。
STEP1|テーマを決める
「誰の、どんな悩みに寄り添うか?」ということを考えます。
たとえば、
- 「0〜5歳児の子育てと仕事の両立をしたい人」
- 「在宅でできる働き方を探している人」
- 「月1〜3万円、収入を増やして心の余裕を得たい人」
- 「睡眠不足で心がしんどい人」
こんなふうに、できるだけ“顔が浮かぶレベル”まで具体的に考えます。
そうすると、「今日は何を投稿しよう…」と悩む時間が減っていきます。
STEP2|投稿内容を整える
ここで意識しているのは、「今日何したか」より「その内容は誰かの役に立つか」という視点です。
「今日はキッズスペースに行きました」
こういう投稿も悪くはありませんが、
「イヤイヤで出発できない朝に、私がやってる声かけ3つ」
というようにすると、「それ知りたかった!」と思ってもらいやすくなります。
専門的なノウハウじゃなくても大丈夫なので、最近気づいたことや日常のちょっとした工夫を投稿すると良いです。
STEP3|数字より「人とのやりとり」を大事にする
ストーリーズやコメント、DMのやりとりなどです。
いいねの数よりも、「それ分かります」「助かりました」という言葉の方が何倍も心に残りますよね。
私は初めてDMで相談をもらったとき、嬉しさのあまりスマホを見ながらしばらく固まっていました(笑)
「発信してよかった」と初めて思えた瞬間でした。
この感覚があると、数字が伸びない日でも続けられます。
STEP4|「来たい人だけどうぞ」という感覚を持つ
オンライン相談への申し込みや、ブログ、note、LINEへの登録など。
少しハードルが高い行動ですが、「全員に来てほしいわけじゃない」という感覚を持つとラクになります。
「こういうのもやってます」
「必要な人がいたら、ここから詳細をチェックしてください」
このくらいの距離感でOKです。
本当に必要な人は自分のタイミングで見にきてくれるので、焦らなくていいし、頑張って売り込む必要もありません。
まずは、目の前の一人に届く投稿を続けることが一番の近道です。
フォロワーが読みたくなる投稿は「明日の自分を助ける情報」

インスタで反応が出やすいのは、明日の生活が少しラクになる工夫や、すぐ試せるヒントが入った投稿です。
特別な資格や難しい知識は必要ありません。
むしろ、反応につながりやすいのは「同じ目線の経験談」や「乗り越えたヒント」です。
たとえば、
- 「偏食で困っていたときにラクだった3つのごはん」
- 「イヤイヤがひどい日、外に出るまでの声かけ」
- 「お風呂に入りたがらない日に試してみたこと」
- 「子どもに怒鳴ってしまったときに自分を責めすぎないコツ」
どれも育児書には載っていないけど、日々の小さな困りごとを解決してくれる知恵ですよね。
私も長男が1歳半くらいの頃、玄関で靴を履くのを全力で嫌がって泣き叫んで、家を出るまでに30分以上かかっていた時期がありました。
当時の私は「理想の母親でいなきゃ」という思いが強くて、優しく話しかけたり抱っこで運ぼうとしたり…
でもどれもうまくいかず、全部が空回りして自己嫌悪でいっぱいでした。
そんなとき、たまたまインスタで見かけたのが、
「うまくいかない日は“外に出られたらラッキー”と考えればOK」
という一文。
たったそれだけの言葉だったのに、すごく肩の力が抜けたのを今でも覚えています。
次の日からは、「今日はとりあえず玄関まで行って、座れたらOK」と思うようにしたら、不思議と気持ちがラクになりました。
それ以来、私が投稿で大事にしているのは、
“大きな解決ではなく、小さな救い”
という視点です。
理想と現実のギャップを埋めてあげるような、橋渡しになる言葉は一番届きやすいんだなと感じています。
導線は3つだけでOK

インスタの発信を見てくれた人が「もっと他の投稿も読みたい」と思ったときに、さらに詳しく知れる場所があるとフォロワーとの関係性も構築しやすくなります。
ただ、ここで多くの人がつまづきがちなのが、
- 「LP(商品ページ)を作らないとダメなのかな?」
- 「公式LINEのステップ配信が必要?」
- 「ホームページを作るべき?」
ということ。
私も全部考えましたが、そんな難しいことは最初から必要ないので大丈夫です。
初心者はまず、この3つだけで十分。
①プロフィールにURLを一つだけ置く
→ note・ブログ・公式LINE、どれでもOK。選択肢が多いと、
読む側も迷ってしまいます。
②投稿で「詳しくはプロフィールへ」と一言添える
→ 「詳しくはプロフィールにまとめました」「続きはプロフィールから読めます」この一文があるだけでOK。ちゃんとしたセールス文はいりません。
③ストーリーズで補足する
→ 「この記事にまとめました」だけでOK
私は以前、導線を完璧に整えようとして失敗しました。
- CanvaでLP(商品ページ)を作ろうとする
- 公式LINEを作っただけで満足
- 全体像が見えていないのに、仕組み化ばかり進める
結果、「何をしたかったんだっけ…」と分からなくなって、発信自体を休んでしまいました。
そのあとURLを一つだけ載せるようにしたらDMが届くようになって、
「これ読んで救われました」
「今の自分にぴったりでした」
そんな言葉をもらえるようになりました。
難しい導線をたくさん作るより、迷わずたどり着ける一本道のほうが読む側にも、発信する側にもメリットがあります。
関係を深めるのは、派手な交流ではなく「安心感」

インスタ上でフォロワーとの距離が縮まるときというのは、決して派手な企画や演出が必要なわけではありません。
多くの場合、求められているのは、
- 短いひと言の返信
- スタンプだけのリアクション
- 「わかります」「それ、しんどいですよね」という共感
こういうもので十分なんです。
人が心を開く瞬間は、「意見が一致したとき」ではなく、“この人は否定しない”と感じたとき。
私がDMをもらうことが増えたのは、正直かなりボロボロな時期でした。
ワンオペ育児で長男の夜泣きで深夜2〜3時に起きて、朝になっても頭が働かず、ストーリーズすら投稿できない日が続いていました。
そんなある日、過去に投稿した「ワンオペ育児のメンタル崩壊を防ぐ方法」というブログ記事について、「この言葉に救われました」という短いDMが届きました。
たった1つの記事から始まったやり取りでしたが、お互いのメッセージや想いはきちんと伝わっていたんですよね。
その経験があってから、私自身のスタンスも変わりました。
- 長文を返さなきゃ、と思わない
- スタンプだけの返信でもいい
- 疲れている日はすぐ返信しなくていい
無理をしない関わり方のほうが、結果的に長く続く関係になると気づいたんです。
インスタのDMやコメント欄でのやり取りは、何かを「ちゃんとやらなきゃいけない場所」ではなくて、これから関係を育てていくための安心材料の一つです。
インスタを続けた先には、いろんな選択肢が待ってる

インスタ運用は、それ自体がゴールというわけではありません。
続けていくうちに、その先には「今の自分の暮らしに合わせて選べる道」がいくつも見えてくるようになります。
たとえば、
- noteで、自分の思いや体験談を書いてみる
- ブログで、子育ての中で学んだことをまとめる
- 同じように悩んでいるママの話を聞く
- おすすめ本やアイテムの紹介をする
- フォロワーとオンラインでつながる
どれも特別な才能や資格がなくても始められます。
私が最初に形にできたのは、インスタとブログでの発信でした。
長男の育休中、
「インスタって、流れていくのが早いな」
「せっかく書いた思いも、すぐ埋もれてしまうな」
と感じたのがきっかけで、もう少し丁寧に残しておきたい内容をブログにまとめて、ストーリーズでお知らせするようにしました。
最初はアクセスも少なかったけど少しずつ読まれるようになって、DMで感想が届くようになったとき、
「私の経験って、ちゃんと誰かの役に立ってるんだ」
という実感がありました。
そのときはお金になるかどうかなんて考えていなくて、ただ「役に立てたこと」が、すごく嬉しかったんです。
インスタを続けていると、こういう小さな分岐点が少しずつ増えていきます。
フォロワーは数字ではなく、その向こうにいる人

インスタを始めたばかりの頃にぶつかる壁が「数字」だと思います。
- フォロワーが増えない
- リーチ数が減った
- 投稿の保存が少ない
- リールが伸びない
こんなふうに、数字に一喜一憂して自信をなくしてしまう人が多いです。
過去の私も同じでした。
フォロワーが6.5万人いた時期は、毎日5,000〜6,000人がストーリーズを見てくれていました。
数字が、いつの間にか「自分の価値」のようになっていて、投稿を休むのが怖くて寝る時間を削ってでも更新して、「止まったら終わる」と思い込んでいました。
でも、妊娠・出産を経てワンオペ育児が始まり、子育てと家事に追われる毎日…
どうしても今までみたいには投稿できなくなりました。
気づいたらフォロワーは4万人台に減っていて、最初はかなり落ち込みました。
でも今振り返ると「必要な人だけ残ってくれたんだ」と思っています。
フォロワーは、ただの数字ではなくて、画面の向こうにいる“誰か一人”。
その中の一人が「この人の投稿、今の自分に必要だな」と思ってくれているなら、それで十分。
そう考えられるようになってから、周りと比べたり無理に数字を追いかけたりすることが少しずつ減りました。
子育てが大変な時期は投稿を休んでもいいし、ペースが落ちてもいい。
インスタのいいところって、「続けられないから終わり」ではなくて、自分のペースで進んで、また戻ってこられるところ。
数字よりも、人。
この感覚を持てるようになると、インスタ運用を続けやすくなります。
まとめ

インスタは、完璧なママを演じる場所でもなければ、競い合う場所でもありません。
- ちょっとした困りごとを共有する
- 日々の気づきを残す
- 失敗や挫折から乗り越えた体験談を書く
それだけでもちゃんと意味があって、立派な価値になります。
あなたの何気ない投稿が、どこかで同じように悩んでいるママの「今日を乗り切るヒント」になることもあります。
続けるのが難しければ最初は投稿が止まっても大丈夫です。
また少し余裕が出てきたときに再開すればOK。
インスタは、人生を縛るものではなくて、今の暮らしを少しラクにするための選択肢の一つと考えてみてくださいね。
プロフィール
在宅ワーク&SNS歴7年。
育児の合間に投稿を続けたら、フォロワーは4万人に。
今はブログ / インスタ / YouTubeなどで、子どもがいても無理せず始められる在宅ワークについて発信しています。
元会社員で、心理学と福祉の勉強をしながら認定心理士の資格を取得。
「家族との時間を大事にしながらも、自分のやりたいことを実現したい」という思いを軸に、自分らしい働き方を叶えるための知識を日々発信中。

