子育て

ママを独り占めしたい気持ち。1歳児の赤ちゃん返りに気づいた日

みなさんこんにちは、みほです。

いつもお読みいただきありがとうございます♪

長男は現在1歳7ヶ月。

私は妊娠8ヶ月、もうすぐ家族が4人になります。

そんな穏やかな日々…とはいかず、ここ最近は長男の“夜泣き祭り”が突然スタート。

夜中に泣き出して「ママ、抱っこ」と何度も求めてくるようになりました。

泣き方は激しくないけれど、夜中に2〜3回起きるだけで、ぐったり。

最初は「寒いのかな?」「昼寝が長かったのかな?」なんて思っていたのですが、どうやら原因は“赤ちゃん返り”のようです。

「手がかからない子」だからこそ気づけなかったこと

最近の長男は育てやすく、どちらかというと「手がかからないタイプ」でした。

夜もぐっすり眠るし、託児所も大好き。

送りのときも笑顔でバイバイしてくれていたのに…。

それが最近は、私にべったり。

託児所に連れていくと、「ママから離れませんっ!」とばかりに足にしがみついて大泣き。

先生が抱っこしてくれた瞬間、さらに大号泣。

まるで初めて託児所を利用した頃に戻ったみたいでした。

私にとっては小さな変化だけど、長男にとっては“大きな心の揺れ”が起きているのだと気づきました。

「赤ちゃん返り」はママを困らせるためじゃない

2人目妊娠中のママなら、「上の子の赤ちゃん返り」ってよく耳にしますよね。

でも実際に目の当たりにすると、

「どうして急にこんなに泣くの?」

「なんで甘えんぼうになったの?」

と戸惑ってしまうのが本音です。

ただ最近読んだ育児書に、ハッとする一文がありました。

“赤ちゃん返りは、ママの愛を確かめる行動です。”

ママを困らせたいわけじゃなくて、

「ママ、まだ僕を見てる?」

「赤ちゃんが来ても、僕のこと好き?」

そんな心のSOSなんですよね。

考えてみれば、長男にとって“ママが2人目の赤ちゃんを迎える”というのは、まるで「パパが突然、愛人を家に連れてきて今日から一緒に住むからね!」と言われるような衝撃だと聞いたことがあります。

…これを聞いた瞬間、私は笑いながらもゾッとしました。

そりゃ不安になるよね、と。

小さな心を守る「安心のスキンシップ」

それ以来、私は寝る前のスキンシップを意識的に増やすようにしました。

「ぎゅーってしよう」

「ママ大好き」

「今日もがんばったね」

そんな言葉をかけながら、抱っこする。

すると、その日はいつもより寝つきがよかったんですよね。

夜泣きもなし◎

その瞬間、「大丈夫」という安心感を感じました。

「2人目が産まれる前」にできる準備とは

お腹の赤ちゃんのことを考えると、

「体を休めなきゃ」

「出産準備しなきゃ」

とどうしても“下の子”に意識が向きがち。

でも、今だからこそ、上の子の心の準備を一緒にしていきたいなと思います。

最近は、「赤ちゃんが生まれたらね…」と未来の話をよくするようにしています。

「ママのお腹の中で赤ちゃんがポコポコしてるよ」
「〇〇も赤ちゃんだったんだよ」
「〇〇がお兄ちゃんになってくれたら、ママうれしいな」

理解しているかどうかはまだ分からないけれど、話すことで息子の中に“家族の変化を受け入れる準備”が少しずつできていけばいいなと思っています。

赤ちゃん返りとどう向き合うか

もし今、上の子の赤ちゃん返りで悩んでいるママがいたら、「大変だけど、悪いことじゃない」と伝えたいです。

甘える・泣く・抱っこを求める——

それは、上の子が“信頼できるママ”に対してだからこそできること。

ママにしか見せられない“弱さ”です。

そして、ママが頑張りすぎてしまうと、子どもも「ママが大変そうだから言えない」と心を閉ざしてしまうことも。

私自身も、社会福祉士の勉強をしている中で、“子どもの行動にはすべて意味がある”ということを学びました。

子どもはいつも言葉ではなく行動で「気持ち」を伝えています。

だからこそ、「赤ちゃん返り」は成長のサイン

ママの愛情を再確認して、自信を取り戻そうとしている姿なんです。

不安定な時期こそ、たっぷりの愛を

長男の夜泣きはまだ完全には落ち着いていません。

でも、日ごとに「ママ大好き」「ママ一緒に!」と笑顔で言ってくれる時間が増えました。

出産まであと少し。

「上の子のケア」「下の子の準備」「自分の体調管理」…

やることは山積みですが、一番大切なのは“長男が安心して過ごせる環境”を整えること。

今夜も寝る前に、ぎゅっと抱きしめようと思います♪