メンタルケア

「何をやっても上手くいかない…」立ち直るために実践した5つの習慣

育児に、家事に、資格の勉強に…。

1歳の息子と毎日一緒に過ごす日々は、まさに「分刻みのスケジュール」

気を抜いたらすぐに時間がなくなってしまう、そんな毎日を送っています。

「これだけ頑張ってるのに、なんで結果が出ないんだろう?」

 

「もう限界かも…発信も誰にも届いてない気がするし、やめた方がいいのかな…」

何度もそんな気持ちになって、スマホを閉じたくなりました。

だけど、少しずつ視点を変えて、「どうしたら今の自分を認められるか?」を考えるようになったんです。

そうしたら、気持ちがスッと軽くなる瞬間が増えていきました。

今回は、私自身がつらかった時期を乗り越える中で意識した「5つの習慣」をご紹介します。

今、なんとなく心がしんどい方、育児とキャリアのはざまで自信をなくしている方にこそ、読んでいただけたら嬉しいです。

その①:「誰かのせい」をやめる

保育園に入れず仕事復帰ができなかったこと、家にいることで社会から切り離されたような感覚、SNSのフォロワーが減っていく虚しさ……。

以前の私は、「どうしてこうなっちゃったんだろう」って環境のせいにして落ち込んでばかりいました。

「保育園に落ちたから、仕事に戻れない」

 

「子どもがいるから、思うように動けない」

これって全部、ある意味ほんとのこと。

でも同時に、“今の自分”をちゃんと見てなかったな、とも思います。

ある日ふと思い立って、ノートに「今、自分がコントロールできること」と「どうにもならないこと」を書き出してみました。

そうしたら、意外と“できること”がいっぱいあることに気づいたんですよね。

「毎日5分だけでも机に向かう」とか「インスタのストーリーズで1つ発信してみる」とか、本当に小さなことだけど、“自分の意思でできること”はあるんです。

◆ 実践したこと

・子どもがお昼寝してる15分間を「勉強、ブログ執筆、インスタ投稿のどれかに使う」と決める

・SNSの数字に振り回されず、「誰か1人に届けばOK」というマインドに切り替える

「今日は◯◯ができた!」をノートに1行でも記録する

“できることだけに集中する”って、すごくシンプルだけど、確実に心が整っていく第一歩でした。

その②:「結果が出ない=失敗」ではない

私は過去にインスタのフォロワーを6.5万人まで増やしたことがあります。

でも、そのあとマネタイズに失敗して撤退。

「やっぱり私は発信に向いてないのかも…」って、本気で思ってました。

たくさん時間とエネルギーを注いだのに結果が出ないと、「全部無駄だったのかも」って感じてしまいますよね。

でも、今振り返ってみると、それって“失敗”じゃなくて“学びのプロセス”だったんだなって思えるんです。

今でも4万人以上のフォロワーさんがいて、投稿すれば誰かは見てくれてるし、「あの投稿に救われました」ってDMをもらえることもあります。

子どもが生まれて、生活も発信スタイルも変わったからこそ、今は「たくさんの人に届かなくても、本音で発信して誰かの心に届けばそれでいい」って思えるようになりました。

◆ 自分への問いかけ

・「この挑戦、なかったことにしたい?」 → そんなことない、全部大切な経験。

・「今日の行動、自分を誇れる?」 → 5分でも動けたらOK!

“今の自分の100%で向き合う”ことで、焦りがちょっと和らいで、心が前向きになってきました。

その③:セルフトークを実践する

子どもが全然寝てくれなくて、何もできなかった日。

夫とぶつかってイライラして、そのあと自己嫌悪に陥った日。

「私ってダメだな…」ってつぶやいた瞬間、行動もどんどん後ろ向きになっていくのを感じました。

でも逆に、「私、よくやってるよ」って自分に声をかけてみると、不思議と行動もちょっと前向きになるんですよね。

最初はちょっと照れくさいけど、「セルフトーク」って思った以上に心に効く習慣です。

私は、朝起きたときと夜寝る前に、自分に声をかける時間を作っています。

◆ 私が習慣にしている言葉

「今日もお疲れさま、よく頑張ったよ」

「今できることをちゃんとやってる」

「完璧じゃなくていい、進んでることが大事」

鏡に向かって言ってみると、自分の表情がふっとやわらかくなるのが分かります。

セルフトーク、あなどれません。

その④:「できてること」に目を向ける

落ち込んでいるときって、「あれができなかった」「ここがダメだった」って、できなかったことばかりが頭に浮かびませんか?

私は完璧主義なところがあるので、ToDoリストの1つでも残っていると、「今日、全然ダメだった…」って思いがちでした。

でも、実際には子どものごはんを作って、一緒にお散歩に行って、お昼寝の間に洗濯して…。

1日中動きっぱなしなのに、できなかったこと“だけ”に目が向いてたんです。

そこで、「1日の終わりに“できたこと”を3つ書き出す」っていう習慣をスタートしました。

これ、地味だけどすごく効果があります。

「今日はイライラしなかった」とか「子どもが泣いたとき、ちゃんと抱きしめられた」とか、ほんとに小さなことでOK。

むしろその“小ささ”が大事。

◆ やってよかった習慣

「今日できたこと」を1日3つ書き出す

・朝のうちに「今日やれたらいいこと」を1つだけ決めておく

・自分の頑張りに「それで十分!」と声をかける

“できてない”にばかり目が行ってた私が、“できてた自分”を見つけられるようになったことで、少しずつ自己肯定感が育っていった気がします。

その⑤:「理想の自分」にこだわりすぎない

「もっとバリバリ働いて、自己実現してるママになりたい」


「いつも笑顔で、余裕のある母親でいたい」

そう思って頑張ることは素敵だけど、理想を追いすぎて自分を苦しめてしまうこともあります。

私も、理想の“完璧なママ像”を追いかけて、「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込み続けていた時期がありました。

でも、1歳児の育児って想像以上にハード。

思い通りにいかないのが当たり前なんですよね。

それに気づいてからは、「今の自分を肯定する」ことを意識するようになりました。

子どもが元気でいてくれて、一緒に笑えたらそれで十分。

資格勉強も少しずつでも続けられてたらOK。

今の自分に「よくやってるよ」って言ってあげられるようになってから、肩の力が抜けた気がします。

◆ 気持ちをラクにする考え方

理想は“目指すもの”であって“自分を縛るもの”じゃない

・今日できたことを認めて、自分をねぎらう

・できない日があってもOK、またやればいい

理想に縛られず、“今の自分”と仲良くなることで、前よりもずっと気持ちがラクになりました。

「変われた」というより「戻れた」感覚

振り返ると、劇的に何かが変わったわけじゃないんです。

でも、小さな習慣をコツコツ続けていくことで、「自分ってダメだな」から「今の私も悪くないかも」って思えるようになっていきました。

きっと誰でも、しんどいときって「変わらなきゃ!」って焦ってしまうけど、実は「元々の自分に戻る」っていう感覚なのかもしれません。

あなたも、きっと大丈夫。

できていることに気づいて、自分にやさしくできたとき、ちゃんと未来は変わっていきます!