みなさんこんにちは、みほです。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
ふとした瞬間に周りと自分を比べて、『なんで私はあの人みたいにうまくいかないんだろう?』と焦ってしまいます。
こんなお悩みにお答えします。
実は、その焦りって「他人の期待」に縛られていることが大きいんです。
この記事では、そんな焦る気持ちの正体について説明しながら、「自分軸」を育てるコツをお伝えします。
- 周りと比べて焦ってしまう
- 他人に振り回されたくない
- 自分らしく生きたい
- 心理学やメンタルケアに興味がある
このような方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
焦りの正体は「誰かの期待」

私は昔、SNSで友達が華やかな毎日を投稿しているのを見て、すごく焦っていた時期があります。
たとえば…
「みんなはキャリアアップしてるのに、私はまだこの仕事でいいのかな…」
「友達はもうマイホーム建ててるのに、私だけ賃貸で取り残されてる感じがする」
「育児も仕事も頑張ってるのに、周りはもっと完璧に見える」
こんな風に感じてしまうのは、実は「他者の期待」に自分が無意識に縛られているから。
「周りはこうあるべき」「こうしなきゃいけない」という枠に、知らず知らずハマってしまっているんですよね。
これは、心理学でよく言われる“課題の分離”の考え方で解決できます。
アドラー心理学の「課題の分離」とは

アドラー心理学で大事な考え方の一つに「課題の分離」があります。
「他人の課題は他人のもの。自分の課題は自分のもの」ということ。
周りの人がどう感じるか、どう期待するかは、その人の課題。
自分がどうしたいか、何を選ぶかは自分の課題。
たとえば…
- 親からの「早く結婚しなさい」というプレッシャー → 親の課題
- 友達が「もっとキャリアアップしなよ」と言う → 友達の課題
- あなた自身が「自分はどんな生き方をしたいか?」 → あなたの課題
焦ってしまうときは、無意識に他人の課題まで背負い込んでしまっている状態なんです。
自己受容で自分軸を育てる

次に大切なのが「自己受容」です。
「自分は自分でいいんだ」と認めてあげることが、自分軸を作る土台になります。
私の友人は、周囲の期待に合わせてがんばりすぎて体調を崩し、一時期かなり落ち込んでしまいました。
でも、アドラー心理学を学んで自己受容を深めていくうちに…
- 完璧じゃなくてもいい
- 自分のペースでいい
- 周りと比べなくていい
と自分に許可を出せるようになりました。
すると不思議と気持ちが軽くなり、「自分は自分でいいんだ」と胸を張って生きられるようになったそうです。
周りと比べて焦ったときの具体的な対処法

私自身も「周りと比べて焦る…」と感じたときにやっていることがあります。
対処法①「今日の良かったこと」を書き出す

私が焦りを感じたとき、まず取り入れたのは「自分の頑張りを認める習慣」です。
たとえば、子育てや仕事が思うように進まないときは、以下のようにノートに書き出してみました。
「今日は子どもと一緒に公園に行って笑顔になれた」
「予定より1時間早く資料の確認ができた」
「イライラしたけど深呼吸して落ち着けた」
こんな風に、小さな成功やポジティブな出来事を書き出すことで、自己肯定感が少しずつ高まりました。
焦るときって、「できていないこと」ばかりに目がいきがちですが、この習慣があると「できていること」もちゃんと見えるようになるんです。
対処法②自分の課題だけに集中する

SNSを見て「みんなキラキラしているな…」「自分は何やってるんだろう」と焦るときってありますよね。
そんな時、私は心の中でこんな風に唱えています。
「これは私の課題じゃない。あの人の課題だ。」
たとえば、友人が仕事で成功している投稿を見て落ち込んだときは…
- 「彼女はキャリアアップに力を入れるのが彼女の課題」
- 「私は育児と仕事の両立を目指すのが私の課題」
という風に考えを切り替えます。
これだけで、焦りの重みがずっと軽くなるんです。
ちなみに、私の知り合いは、職場の同僚が昇進したことに嫉妬して、つい自分と比べて落ち込む日々を送っていました。
でもそんなときに心理学を学んで「課題の分離」を実践し始めてから、同僚の成功は「彼女の課題」、自分は「自分の課題」に集中できるようになったそうです。
結果として仕事のストレスも減り、職場の人間関係も良好になったと言っていました。
対処法③自分の価値観を言葉にする

焦りを感じる背景には、「自分が本当に大切にしたいこと」を見失っている場合も多いです。
私の場合、「周りの期待通りに完璧を目指さなきゃ」という思い込みに苦しんでいた時期がありました。
そんなとき、ノートにこんな風に書いていました。
「家族との時間を最優先したい」
「無理せず、自分のペースで成長したい」
「完璧じゃなくても大丈夫」
これを書いたことで、自分の本当の価値観に気づけてからは、周りに振り回されることが減りました。
また、クライアントのAさんは、周りから「子どもを早く保育園に入れた方がいいよ」という声に焦っていました。
でも自分の価値観を見つめ直し、「私は子どもともう少しゆっくり過ごしたい」という気持ちを大事にしたことで、プレッシャーを感じにくくなったそうです。
周りを気にしすぎず、自分軸で生きよう

私たちはどうしても「周りと比べて焦る」ことがあります。
でも、その焦りの正体は「他人の期待」に縛られているから。
そんなときこそ心理学の「課題の分離」と「自己受容」の考え方を学んで、自分の課題だけに集中することが大切です。
自分を認めてあげることができれば、自分軸ができてきて、周りに振り回されず生きていけるようになります。
まずは少しだけでいいので…
- 今日の自分の良かったことを書いてみる
- 「これは自分の課題?」と問いかけてみる
- 自分の価値観を言葉にしてみる
ことから始めてみてくださいね。